今回の講師はジャーナリストの恵隆之介氏。元自衛官として世界を見てきた恵氏が語る、知られざる国際社会における日本の存在感。日本人が長年培ってきた「武士道」は国際社会からどのように見られているのか。 歴史教育、精神教育が大事 軍隊はいざとなったら命を懸けて戦わなければなりません。その時に一番大事なのは、歴史教育であり、精神教育です。米英においては宗教教育をやっています。英軍では司祭が乗り、絶えずカウンセリングをし、米軍では、大きな式典の時には司祭が聖書を読み、祈りから始まるのです。軍人は精神教育ができていないと精神に異常をきたすのです。戦う前に心身症やノイローゼになってしまうわけです。不安定な状態で戦場にいっても結果は見えています。これは企業も一緒だと思います。企業のモラル、創設者の意思、創始者の概念の継承、こういったものが無い組織は自ら滅びていきます。今様々な企業の問題がおきていますが、これは全て内部告発によるものです。トップリーダーを作れない国家、トップリーダーを作る気の無い組織は滅びていくのです。 国家とは何なのか 私はイギリスを見て、これが国家の姿だなと感心することがあります。イギリスは植民地を失い、国家としては小さくなりましたが、国民教育は素晴らしいものがあるなと思いました。イギリスは国家の権威を力によって維持し、国家の権威を非常に大切にします。国家のために時には強弁もします。
みなさん、ノーブレス・オブリージュという言葉は知っていると思いますが、日本語に訳すと、高い身分の人間には高い任務が伴うということです。もっと真実を見ると、エリートはいざとなったら国家のために命を懸けるということであります。そういった意識を持たないと国家は発展も存在もしないと思います。国際政治は力の政治です。キレイ事では済まされません。謝るのではなく、自己主張をする、これが肝心なことです。謝るということは自己否定することなのです。 今の日本の教育であれば、ナポレオンも、織田信長も、ジュリアス・シーザーも全て合格品です。しかし、彼らが若き日に燃やした情熱は凄いです。日本人として、明治維新から日本国民が情熱を持って、飛躍したエネルギーとロマンは決して忘れてはいけません。とにかく情熱を燃やすこと、ロマンを持つこと、そして、ユーモアを持つこと、これが皆さんの人生を良く変えていくと思います。
第46回しがくセミナー「出逢いの人間学」
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代表の室舘が語る「今若者に求められる人間力」とは? 「人間力」と言っても社会では明確な定義がある訳ではありませんし、目に見えるものでもありません。私達は「人間力」を社会で活躍していくための人として総合力であるとし、5つの徳性を人間力の要素と定義いたしました...