沖縄の摩文仁の丘にある平和祈念資料館には、軍人が銃剣を持って壕から住人を追い出したという蝋人形があります。日本の教育では軍人が住民を脅したとか、引きずり出されたとか、虐殺されたとか教えられます。嘘です。軍事がわかっていれば誰でもわかる話です。
戦闘中に銃剣をはずすことは出来ません。戦闘をしている時には銃剣で(銃剣を向けて)誘導します。そして壕から住民を出すというのは、軍人と一緒にいると危ないからです。 第32軍が布陣した時に最初に考えたのは軍の誘導でした。 しかし当時の沖縄の人たちは中国の通州事件、ロシアの尼港事件の報道もありアメリカ軍に捕まりたくないということで軍人と共に行動しました。そのため住民が犠牲になって巻き添えになったという言葉が出てくるわけです。
こうしたことを戦後の自分のことしか考えない日本人が考えると、「自分の命を守るために住民を追い出した」というおかしな解釈が生まれてくるのです。
実際、自分達の命を投げ打って住民を守ろうとしていた軍人にとって、住民を追い出して壕の中にいてもいつまでも生き残れるわけではありません。少しでも長く戦って住民を逃がそうとしていた当時の軍人の気持ちを今の日本の感覚でわかるわけがないのです。
日本は軍事大国か 自衛隊は約24万人います。この数字は多いのでしょうか。イギリス、ドイツ、フランス、アメリカ、イタリアなどサミット参加先進国では軍人一人が国民250人を守っています。日本では軍人一人が国民530人を守っています。ほぼ半分です。日本は決して軍事大国ではなく、むしろ軍事小国と言えます。
軍隊を持つということは国を守るということです。もし日本が壊滅したらどうなりますか。世界経済はドル、ユーロ、円で成り立っています。もし日本の円が壊滅したら世界経済は壊滅します。つまり日本を守るというのは世界経済を守るということなのです。
平成18年の防衛関係費は約4兆8千億円です。絶対額では世界第4位です。GDP(国内総生産)の約1%です。アメリカ、イギリス、フランス、韓国などではGDP比2.5%〜3%です。こうした数字を見ても軍事大国とは言えないのです。このように一つの事象を考える時に他国と比較することで説得力が生まれます。是非情報を鵜呑みにするのではなく、選別する能力を磨いて下さい。
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